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急性心筋梗塞を発症してから5年が経過/筋トレは全く問題ない!?

この記事には広告が含まれています。
また、大半の内容は医療従事者ではない筆者の病気の感想や体験談です。
急性心筋梗塞を発症してから5年が経過/ここまでの経緯と今の現状報告
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前回の投稿からまた2年ほど経ってしまいました。

便りがないのは良い便りということで(笑)

さて、急性心筋梗塞で救急搬送されICUで生死を彷徨い、約3カ月かけてようやく退院してから5年が経とうとしています。

詳しく知りたい人は、一番最初から読んでみてください。

また、2年ぶりの更新ですが、今回の記事の内容は、服用する薬や体力的に変わった部分が多いです。

前回の投稿からの変化などを中心に紹介するような内容になっています。

目次

急性心筋梗塞を発症して5年たって変わったこと

急性心筋梗塞を発症して5年たって変わったこと

早いもので、急性心筋梗塞を発症して5年が経ちました。

現在は、約2か月に一度、近所にある循環器内科のクリニックへ通院しています。

個人病院だと、薬を処方してもらえる最大期間が2カ月とのことで、薬を処方してもらうのがメインです。

薬の処方以外にも、毎回の心電図や、半年ぐらいに一度あるレントゲンや血液検査や心エコー検査などをしています。

身体の変化は特にありませんが、生活スタイルが少しづつ変わっていきました。

変わったことをちょっと紹介してみます。

薬が2つ変わって血圧や心拍数が低下した

薬が2つ変わって血圧や心拍数が低下した

今まで飲んでいた心臓の動きを助ける薬2種類が、新しい薬に変わりました。

変わったのは10カ月ほど前です。

とても有効な薬があるから次回から変えます

先生曰く、新薬というか、心不全に有効だとわかって使われだしたとのことです。

2つの薬は「フォシーガ錠」と「エンレスト錠」

変わった薬
  1. フォシーガ錠
  2. エンレスト錠

1.のフォシーガ錠は、元々は糖尿病の薬で血糖値を下げる効果があるそうです。

心不全患者に試したところ効果があって、治験を経て2020年11月に保険適応され心疾患患者にも使われるようになりました。

ホリエモンこと堀江貴文氏が健康なのに、痩せるために服用していることでも有名です。

因みに、堀江氏は健康なので、保険は適応されません。

2.のエンレスト錠も、元々は、血圧を下げる薬だったそうです。

それが、外国で心不全にも効果があるとして治験もクリアして日本でも注目されていました。

2つの薬は、日本でほぼ同じ時期に心疾患患者用に認可され、同じ時期から患者に使われるようになったようです。

こちらの記事が、私の説明よりもわかりやすいかもしれません。

2つの薬に変えて身体にも変化が表れた

ここから、私が新しく処方された心臓の薬2つの感想を書いていきます。

この見出しの間に書いている記事の内容は、個人の感想です。
医学的な見地が全くありません。
必ずかかりつけの先生に相談してください。

フォシーガ錠を飲むようになって、一番変わったと感じることが心拍数が低下したことです。

フォシーガ錠を飲む前は、平常時で85前後ありました。

運動すると心拍数は当然上がり、AT値を気にしながらの運動になっていたのです。

しかし、フォシーガ錠を飲みだしてからは、平常時の心拍数は70前後になりました。

しかも、運動したらすぐに上がっていた心拍数がそれほど上がらなくなったのです。

当然ながら心拍数がなかなか上がらないので、運動の強度も上がります。

一度かかりつけ医の先生にも報告しましたが、問題ないとのことでした。

むしろ良いことだと言われました。

そして、エンレスト錠は、朝晩2回飲まなければいけない薬です。

今までは、全部の薬が朝だけだったので慣れるまで時々忘れることもありました…。

飲みだしてすぐに、身体の変化が表れたのです。

決定的なのが「立ちくらみ」。

今まで経験したことがないような、立ち上がった瞬間などにクラっとしてしまいます。

エンレストを飲んで3~4時間するとその症状は顕著でした。

すぐに、血圧を測ってみると上が100を切る勢いです。

今はもう慣れましたが、元々血圧を下げる薬なので、そういうものだと割り切っています。

当然ながら、朝と夜に測っている血圧も、上下ともに10~15ぐらい低くなりました。

いつも130を超えたりもしていたので、割とラッキーに思っているほどです。

良いことづくめですが、一つだけ大きなネックもあります。

それは、薬価が高いこと。。

最近ようやく1つ薬が減った

退院したころは1回の10個の種類の薬を服用していました。

3年ほどして8個になったのですが、心臓疾患の薬には、連想ゲームのように色々な薬も飲まなくてはいけません。

例えば、血液サラサラの薬を飲むと色々な内蔵にダメージがあるとかで、それを抑える薬も合わせて飲み、強い薬なので胃酸を抑える薬を飲みます。

そんな感じで、中々薬は減らせなかったのですが、上で説明した新しく飲みだした薬のおかげなのか、血液検査の結果が良かったのか、尿酸の合成を抑える薬を1個減らすことができました。

心不全マーカーの測り方が変わった

心疾患になった人は、血液検査でBNPの値を心不全マーカーにしている人が多いと思います。

私も、今までの薬の時はそうでした。

しかし、フォシーガとエンレストにはBNPの値が有効ではないそうで、NT-proBNPの値に変わりました。

BNP同様に、数値には個人差があるので、前回との比較で判断するようです。

ほぼ毎日約5キロのランニングをするようになった

5キロのランニングをするようになった

上で説明したように、心拍数が上がりにくくなったのでジョギングも気軽にできるようになりました。

晴れの日は、なるべく夕方30分ほどを走るようにしています。

以前は3kmほどでしたが、今では5km弱まで距離も伸びたのに身体の負担はありません。

最近のスマートウォッチは便利ですよね。

私のように、心拍数がAT値を超えないように走るには、常に心拍数のチェックが欠かせません。

因みに、AT値というのは、有酸素運動から無酸素運動に変わる転換点のことです。

CPXで検査することで、今のAT値が誰でもわかります。

CPXは、心疾患を患うと、おそらくほどんどの人が実施する、心臓の状態などが数値化できる試験ですね。

心拍数の数値もわかるので、無酸素運動にならないように走るのです。

そんな時に、スマートウォッチを見るだけで今の心拍数を把握できるのですから、手放せないアイテムです。

こちらも次回以降に記事にするつもりですが、スマートウォッチは色々試しました。

当然ながら定番のAppleウォッチも試しましたが、あれは活動量計ではないので相方にあげて、今はFitbit (フィットビット)を使用しています。

今は新型も出ていますが、私のは「Fitbit sense2」です。

GPSも付いている活動量計で、バッテリーの持ちもいいので寝るときもずっと付けています。

こちらも、改めて記事にできたらと思います。

運動の強度が上がった

運動の強度が上がった

今までは、心臓リハビリに通ったりするのがメインでした。

心リハでは、エアロバイクを30分漕ぎます。

しかし、コロナ禍で心リハテーションに通院もできなくなったので、近所のスポーツセンターに、基本週一で通うのが日課になっています。

スポーツセンターでは、エアロバイク30分と、ランニングマシン(ルームランナー)30分。

上で説明したように、薬を変えたことによる効果なのか、ランニングマシンでは、最近では10メッツ(9.6km/h)で走れるようになっています。

10km/hで走れると30分で5キロ走れるようになれますね。

コロナが落ち着いた頃に、CPX(心肺運動負荷試験)の検査を受け、今の体力やAT値の現状を知ることができました。

CPXの件も、次回以降記事にしたいと思います。

筋トレをするようになった

筋トレをするようになった

「僕(ICDやペースメーカーを付けている人)でも筋トレをしていいのでしょうか?」

筋トレは全く問題ないよ

ある日、通院で通っている先生に雑談の流れで聞いてみた答えです。

筋トレはダメ」という固定観念があったので驚きました。

私の身体にはペースメーカーのような形のICDが埋め込まれています。

脇の下タイプではなく、左胸の上の鎖骨の下あたりに埋め込んであり、そこから心臓の方へ電気を流すリードが2本延びています。

同じような体験をした人の色々なブログを見てみても、「左手で重いものを持たない」ことや「リュックを背負えない」など注意しているようで、経験していなくてもそれが当たり前だと思っていたのです。

当然重いものをなるべく持たないようにすることが当たり前だと思って生活していました。

ですから、筋トレなどは当然禁止だと思っていたのです。

筋トレOKと知ったので、早速、腹筋ローラーを買ったのは言うまでもありません(笑)

因みに、リュックも背負えないなどのブログでの声が多かったですが、そこまで邪魔にならないので普通に背負っています。

普段使いだけでなく、大きなリュックを背負ってのトレッキングなどにも行けてます。

まとめ

久しぶりの更新になりましたが、急性心筋梗塞から5年の記事は以上になります。

一度心筋梗塞になったら、一番怖いのは心不全です。

それは、今のかかりつけ医の先生にもくどいほど言われています。

運動を多くするとストレスが減り、ストレスフリーに近づくはずです。

規則正しい生活と適度な運動が良いということは皆さんもおわかりだと思いますので、同じような病気になった人がいらっしゃいましたらお互い頑張りましょう。

なお、現在ブログ自体をリニューアル中です。

醜い箇所が多いと思いますがご了承ください。

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コメント一覧 (3件)

  • はじめまして。同じ陳旧性心筋梗塞を持つ者です。
    大変勉強になりました!
    10METSの負荷で運動できるのもすごいですね!
    日々の体調管理が良かったんですね。
    私はやっとスクワットができるようになったのですが、症状が安定したらジョギングもしたいです。
    またブログ読みに来ます!

  • コメントありがとうございます。
    半分以上、薬のおかげだと思っています(´ㅂ`; )
    無理しないのが一番ですよね。
    お互い頑張りましょう!

  • R6.3.31登山中に心筋梗塞になりました。
    ブログを読んで励みになりました。
    ありがとうございました。

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