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カテーテルアブレーションで入院①/手術前日までの検査や準備とアブカテ根治率

カテーテルアブレーションで入院①/手術前日までの検査や準備とアブカテ根治率
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前回の記事で、動悸が辛く外来で診察してもらったところ心房細動が頻発していました。

そこで、予定を早めて心房細動のアブレーション手術を受けることになったのです。

早速、約1カ月後に心房細動のアブレーション手術を受けるために入院することになりました。

この記事では、入院してからアブレーション手術を受けるまでの入院の様子をまとめています。

目次

入院の二日前に造影剤を打ちCT検査を受ける

入院の二日前に造影剤を打ちCT検査を受ける

心房細動のアブレーション手術入院の2日前に外来にきて、造影剤を打ちCT検査を受けました。

手術前の造影CT検査の目的は、左心房の形態と肺静脈の状態を治療前に把握することとの説明を以前に受けていて、同意書にもサインしていました。

というのも、心房細動の原因が肺静脈や左心房の電気の流れによるものなので、その回路を焼き切るそうです。

そして、CT画像を立体的な3D画像に変換し手術の助けにするとのこと。

心房細動のカテーテルアブレーション治療で入院する

心房細動のカテーテルアブレーション治療で入院する

早いもので、前回の退院から2か月経とうとしていました。

今回は、救急搬送ではなく、普通に入院手続きをするために受付から伺います。

入院当日、入院前に検査もあるので午前中に相方と出発。

午前中とはいえ、まだまだ残暑が厳しい。

入院当日に入院前の午前中に、レントゲンと心電図の検査を受けました。

夕方に『経食道心エコー検査』があるので、ちょっと早めのお昼。

病院近くの定食屋で、半分、最後の晩餐の意味も込めハンバーグ定食を食べました。

予定時間の30分前に、病棟のナースステーションに直接行き入院手続き。

見慣れた看護師の皆様に、久しぶりねと挨拶されました。

今日は、何もないので相方は入院手続きが終わり、そのまま仕事に向かいました。

入院してすぐに「採血」し、夕方「経食道心エコー検査」をする予定です。

経食道心エコー検査は、血栓がないことを確認することが主な目的。

前回の、心房粗動アブレーションの時にも経験していてやる事は分かっているが、あんなに太い管を口から入れられるのは、やはり辛い…。

前回と同じ先生で、エコーをみながら「前回写っていたモヤモヤがなくなりキレイ写っているし、顔色も良いね。」と言われ素直に嬉しくなりました。

病名は「発作性心房細動」心房細動のアブレーションが全身麻酔になる理由

病名は「発作性心房細動」心房細動のアブレーションが全身麻酔になる理由
君津中央病院HPより引用

病室は、今回も日当りのいい窓際だった。

4人部屋で全員が短期のカテーテル検査か私と同じようにアブレーション手術の方。

70歳位の方と、50歳代とおぼしき二人と私。

隣のベッドの50代の方は、私が入院した時は、アブレーションの手術中でいなかった。

夕方に帰ってきたが、麻酔が効いていたのか、その日はずっと眠っていました。

翌日話をすると、10代の学生時代からずっとドキドキと激しい動悸に悩まされていて、”脈がとぶ”と感じたら、薬をなめて(ニトロ舌下錠?)対処していたとのこと。

しかし、最近は心房細動も頻繁に現われてきたため、根治を目指してアブレーション手術を決断したみたいです。

手術の翌日のお昼頃には、理学療法士さんと一緒に歩いてリハビリされてました。

アブレーション手術の前日に説明を受ける

手術の前日、執刀する先生から病室で相方と改めて説明を受けました。

因みに入院の流れはこんな感じです。

入院の流れ
  1. 入院し各検査
  2. 前日に説明
  3. アブレーション手術
  4. 術後2日後に退院

病名は、『発作性心房細動』です。

最近の動悸や息切れの原因は、心房細動によるものとのこと。

アブレーションをすることで心房細動を根治する目的です。

カテーテルアブレーションの同意書

昨日の夜も寝ている時に、心房細動が出ていました。
割と頻繁に出ているので手術が終わるまで安静にして下さい。
○○さんの場合は、心房細動が続いているので最新の手術は向きません。
前回と同じ高周波アブレーションで行います。
足の付け根と首からカテーテルを通して電気でヤケドさせるイメージです。

 
と、執刀の先生から大まかな説明を受けました。

ネットで調べると、最新の方法は、『冷凍(クライオ)アブレーション』らしいです。

その後、小冊子を見せてもらいながら、先生の解説が続きます。

根治率は、1回目の治療で70~80%、2回目の治療で90%の根治が見込まれる。
残りの人は、施行前と変化が無い、もしくは発作回数の低下や持続時間の短縮、薬剤が有効になる等の状態になります。
治療後、2か月ほどは、治療の効果と関係なく焼灼の影響により、一時的に発作回数が増えることもあります。

わかりやすく説明してくれました。

どんな説明を受けても、「全部お任せします。明日はよろしくお願いします。」というしかありません。

手術は全身麻酔なので寝ている間に終わりますよ(笑)

こんな感じで、前日説明は終了。

「なんで、前回の心房粗動のアブレーションは局部麻酔だったのに、今回は全身麻酔なのですか?」

ひとつだけ、全身麻酔の件がどうしても気になるので聞いてみました。

心房粗動は、痛くならないので基本的に局所麻酔。
心房細動の場合は、かなり痛みが伴うので、傷みで身体が動かれても困るから。
全身麻酔といっても軽い麻酔なのでそんな心配する事でもないですよ。

とのことで、胸のつかえが下りました。

と同時に、麻酔で眠らされているとはいえ、かなり痛い手術なんだな…と少し不安になったのも事実です。

カテアブ手術前に下の毛を刈る

カテアブ手術前に下の毛を刈る

そして、手術前日までに、バリカンを借りてシャワー室で下の毛を短く刈る任務が残っていました。

ちなみに前回は、寝たきり状態だったので看護師さんがベッドで処理してくれました…。

今回は、どうするか聞かれたので、自分で出来ますと即答。

合格するには、その日の担当看護師さんの了承が必要で、どうですか?と見せても「まだ甘いですね。私がやりましょうか?」と何度かダメ出しをくらいつつ、なんとか自力でOKになったw

根治率が高いの大丈夫。再発はしない。と心に思いながら、手術での完全勝利を祈りつつ眠りについたのですzzz

つづく

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