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退院が近づく?院内フリーと内用薬の自己管理|病室が個室から大部屋へ引越し

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また、大半の内容は医療従事者ではない筆者の病気の感想や体験談です。
退院が近づく?院内フリーと内用薬の自己管理|病室が個室から大部屋へ引越し
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前回の記事で、ICD(植込み型除細動器)を体内に埋め込む手術をしました。

翌日以降は、それほど痛みもなく腕が固定されている以外は使える右手だけでほぼ普通の生活ができました。

そして、いよいよICDを埋め込んで2日後、午前中の内に一般病棟へ移動することになったのです。

ICDを入れるときに切った左鎖骨下の痛みも和らぎ、後はこの傷が癒えたら退院となる予定とのこと。

抗生剤の点滴は、1日3回、三日間の予定だったので一般病棟へ移動後も点滴はしたままの移動となりました。

目次

循環器内科の個室と大部屋の違い

循環器内科の個室と大部屋の違い

以前、師長さんがおっしゃっていた通り、本当に窓際で朝日が眩しい部屋への移動となりました(^-^)

部屋は、4人部屋。

窓際と廊下側に各2床、入口の両脇に洗面台とトイレ。

ベッドの両側にキャビネット、片方には小さい冷蔵庫が備え付けてあり比較的ゆったりと使える感じです。

カーテンは、U字型にグルっと囲めるようになっている。

すでに入室されている皆さんは、当然ながら循環器内科の患者さん。

もう片方の窓際には、70代と思われる話好きそうお爺ちゃん。

その隣には、60歳ほど思われる無口な方。

私の隣の廊下側は空いていた。

部屋の方々とは、一通りのお決まりの挨拶を交わした程度でした。

お爺ちゃんは、アブレーションの手術、アラ還の方は、心臓カテーテル検査での短期の入院だそうです。

両者とも、食前には血糖値の測定やインスリン注射をしていたので、糖尿病も患っていることを知りました。

丁度、洗面台のサーモスタットに不具合があったらしく、窓際のご老人は、相当ご立腹の様子で「お湯が出なくなった」と、ナースコールで文句を言っておられました…。

個室との一番の違いは、賑やかなことと、窓から外が見えることでしょうか。

いよいよ院内フリーになり薬の自己管理が始まる

いよいよ院内フリーになり薬の自己管理が始まる

今日から、『院内フリー』(病院内フリー)と言って、許可も要らず一人で病院内を出歩いてもよくなりました。

病院内を自由に行き来できるなんて、ICU(集中治療室の)の頃と比べると、天と地のような比較すらできないほどの雲泥の差があります。

病院内のコンビニに買い物にも行けるし、面会に来た人を散歩がてらに下まで見送ることも出来るようになりました。

改めて当たり前のことだったことが当たり前に出来ることに感謝です(^-^)

今日から薬の管理はご自身でして下さい。
自分で出来ますよね?

看護師さんから、内服薬の管理は自分でするようにとのこと。

すぐに、薬別に分かれた薬袋(やくたい)をどっさりと持ってきてくれました。

その、薬袋(やくたい)の束を手に取るとつくづく沢山の薬を飲んでいるのだと実感することになりました。

同時にそろそろ退院に備えた準備なのかとも思ったのです。
 

そういえば、ICU(集中治療室)の頃は、1回分の薬を渡され、全部の薬を飲んで、最後に包装シートを回収するまで、ずっと観察されていました。

主治医の先生から退院の許可が出る

主治医の先生から退院の許可が出る

夕方には、主治医の先生から、家族と共に今までの経過やこれから退院までにやる検査などの説明があり、退院できる事が正式に許可されました。

この日の夜で抗生剤の点滴も終了。

ICDの埋め込み手術は術後の処置も含めすべて終わった。

退院は5日後、それまでにレントゲンや心電図、心エコーなどお馴染みの検査の他に、栄養士さんとの面談や心臓リハビリテーション(心リハ)での運動能力測定など一通りの検査をして、問題がなければ退院です!

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