前日病室で、会計課の人から今月分の入院の請求書を貰った時に実感が沸いてきました。
ようやく退院が現実のものとなるのだと。
因みに、病院は毎月締め日があります。
救急搬送されてたときは、長くても3週間ほどと言われていました。
しかし、心不全が全く改善せず、約3カ月経ちようやく退院の日を迎えることができます。
この日を、子供の頃の遠足の日のように指折り数えて待っていました。
この記事では、退院するときの様子と、心筋梗塞になってしまった退院後の過ごし方についてご指導いただいたことをまとめています。
急性心筋梗塞発症後に約3カ月でようやく退院できる
気ままに生きていて突然、救急搬送され四六時中監視されている世界へきて約3カ月。
大袈裟ですがこの時ばかりはシャバに出るって気持ちが少しわかる気がしました。
急性心筋梗塞だと長くても3週間ほどで退院することが多いようですが、私の場合は、いろいろあって普通の人の倍以上かかったことになります。
当初頂いた入院診療計画書には退院期間は3週間程度と記載されていました。
しかし、途中、心肺停止して命の危険も2度ほどあったので、退院できることにホッとしたのがていうのが一番の心境です。
ナースステーションで「おめでとうございます」と挨拶される看護師の皆様にお礼をして、長く長くお世話になった病棟を後にした。
退院手続きもあっという間に終わり、夢が現実になった瞬間でしたが、予想に反して特にこれという喜びがこみ上げることもなかったです。
退院による自由と同時に自己管理の世界へ
退院手続きが終わったのがお昼前だったので、ご飯を食べてから帰宅することにしました。
流石に今日は、私の意見が最優先される。
季節は初夏になっていて、灼熱の太陽が燦々と降り注いでいたが、暫く体験できなかった熱々の物が食べたいとリスエストする。
真夏なのに、おでんでおつかれですのカンパイ。
ビールは軽く口を付けただけです。
流石にお酒は暫く控えますが飲酒に関しては特に何も言われませんでした。
最後は、猛暑なのに、熱々の雑煮。
そして、酷暑のなか帰宅。
大した距離を歩いたわけではないですが、結構疲れました。
そして、久々に愛犬と再会。
一瞬誰だか分かってないような対応をされるが、すぐに『ワン』と大きな声を出す(*^-^*)
自由になった喜びと同時に、食事から運動療法まで全部、だれにも頼らずにやらなければいけないと頭をよぎり、多少不安にもなったりもしつつ、家に帰ってきた喜びに浸かるのでした。
血圧と脈拍の計測は朝晩の日課になり血圧手帳に記入する
入院時は、看護師さんが毎日3回測ってくれていた血圧や脈拍。
当然、退院後は、自分で計測して、血圧管理手帳に付けなくてはいけません。
入院中は、パルスオキシメーター(酸素濃度計)で測ってくれていましたが、市販の血圧計には脈拍も測れるものが多いのでそれで代用しようと思います。
今は、Fitbit Senseの活動量計を常時つけているので脈拍は常に管理でき便利になりました。
ちなみに、お薬手帳や血圧管理手帳は病院の薬局や大きなドラックストアで無料で貰えるはずです。
私は、血圧管理手帳は病院の受付でもらえました。
(どこの病院でも受付などで聞けば無料で貰えると思います。)
薬を忘れずに飲むことはもちろん、塩分など食生活にも気をつけ、適度な運動も必要になります。
血圧の測るときの決め事も看護師さんから伝授されましたので、しっかりと守っていこうと思います。
- 朝、血圧の測る時間は、起きて排尿を済ませ1時間以内の食事前。
- 夜、血圧を測る時間は、夜寝る前1時間以内。
- 朝も夜も計測する時間は同じにする。
ネット通販で安い血圧計と体重計を買ってみた批評や感想
退院する上で必要になる、血圧計とアナログ体重計(体脂肪計は使えない)を買ったので、使ってみた感想も兼ねて紹介します。
dretec(ドリテック) 血圧計 BM-200WTを実際に使ってみた感想
血圧を測る習慣が無かったので、安くてレビューの高い血圧計をチョイスしポチリ。
血圧計は、必ず用意しなければいけなかったので、上腕に巻くタイプで安くてレビューの高い商品を探していました。
私には聞いたことがないメーカーだけど評価の高い商品だったのが決め手です。
使ってみた感想は、ボタン1つで簡単操作だし普通に問題なく使えました。
あえていうなら、腕帯のつくりがちょっとショボいかなと感じるくらいです。
ただ、この値段(3,000円以下)なので申し分はありません。
電池の持ちは不明です。専用アダプター(AD-801)は、1,000円ほどの別売りで売ってます。
実は、引っ越す前ビンゴ大会で貰っていたことをすっかり忘れていた、オムロンの安い血圧計(HCR-7106)がクローゼットの奥から出てきました。
折角なので、測り比べてみましたが、両器に誤差はなかったです。
タニタ 体重計 アナログ HA-851を実際に使ってみた感想
合わせて、今まで体脂肪付きの体重計をもっていましたが、ペースメーカーやICDを付けICDと使えないのでAmazonで格安のアナログ式の体重計もポチりました。
タニタという一流メーカー品なのに1,000円もしない信じられないほどの安さです。
もはや、アナログ体重計の需要は、私のようなペースメーカーやICDを付けている人以外は利用しなくなったかのようなバーゲン価格。
しかも、アナログなので電池交換不要。
欠点は、目盛りがとても見難いことです。
大体の体重がわかればいい人向けですね。
買ってから気が付きましたが、私の家にいる犬の体重を測る時には、抱っこして一緒に体重計に乗って測ります。
その場合は、アナログだととても使いづらいです。
どうせ買うなら、同じくタニタのデジタル式HD-661のほうが良かったかもしれません。
お値段は、倍ほどしますが…。
毎日実行しなければいけないこと
毎日実行しなければいけないこと
ここから下は、これからの生活で変えていかないといけない事が多いので、自分用のメモ。
- 処方された薬は食後に忘れずに飲む。
- 血圧と脈拍の測定は、朝と晩に毎日する。
- 体重も毎朝量る。
- 運動は、体調と相談しながら無理せずに。
- 朝の犬との散歩は、以前より長めにする。
なるべく毎日3km以上する。)
涼しくなったら夕方もなるべく散歩する。 - 『心臓リハビリテーション』を通院でも継続する。
合わせて、近所のスポーツセンターにも通う。 - 車の運転は暫く禁止する。
- 血液サラサラの薬を飲んでいるので、怪我や出血には注意する。
- 一喜一憂することは控える。
趣味程度でやっていた株やギャンブルは暫く控えます( ノД`)
とりあえず、今年いっぱいは、のんびりと気楽にストレスフリーでいきたいと思います。
質問や感想などお気軽にコメントしてもらえると励みになります♪