少し遅くなりましたが
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
去年を振り返ってみると、半分以上が病気のリハビリに費やしました。
今年は、無理をしない程度に、仕事関係やプライベートを徐々にがんばろうかと思います。
今年初めての心臓リハビリステーション
昨日、夕方から打ち合わせをかねた新年会の前に、心リハに行ってきました。
新年1発目の病院です。
相変わらずの外来の混み具合を横目にリハビリテーション室へ向かった。
少し早く着いたので、心リハの前に、前回の心肺運動負荷試験(CPX)のときに話せなかった、入院中からお世話になっている心リハ指導士の方と雑談。
[card url=https://heartheart.info/cpx3/]
私、「(前回のCPXの結果)AT値が下がっちゃいましたね…」
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
下がったけど、筋肉量が相当あがってるからいいと思うよ。
[/talk-l]
と、意外な答え。
私、「でも下がったので前よりも軽い運動になりますよね。」
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
心拍数の上限が108/秒から106になりますね。
[/talk-l]
私、「前回のCPX(心肺運動負荷試験)の結果が悪くなったということは、心筋梗塞で壊死した部分を補う周りの心筋をもっと鍛えないといけないってことですか?」
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
前回の検査(心肺運動負荷試験(CPX))で体力がついたのが分ったから、徐々に上がってくるから気にしなくても大丈夫ですよ。
体力が付いたってことは筋肉量が増加しているのでそこが大きいです。
[/talk-l]
私「でも、前回試験よりも負荷は掛けられなくなりましたよね。」
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
あれもダメこれもダメだとキリがないからねぇ(笑)。
データをみると○○さんの心臓は、同年代の人と比べて8割方回復していると思う。
8割回復したら正常な心臓の人と統計的には寿命は変わらないんですよ。
[/talk-l]
と、意外なお言葉。
私、「じゃあ、ジョギングとか大丈夫になるのはいつ頃の予定です?」と聞いてみた。
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
息が切れない程度の軽いランニングはもうしても大丈夫ですよ。
[/talk-l]
私、「え???」
意外な答えで驚く私。
[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi03.gif” name=”指導士さん”]
○○さんの当面の目標は登山でしたよね。
順調だと登山の目標も見えてくるかもね。
[/talk-l]
嬉しいお言葉をダブルで言われ戸惑う私でした。
次回から、週一ペースの、スポーツセンターで徐々にですが、軽いジョギングから始めてみようと思いました。
ICDを埋め込んで半年経って雑感
早いもので、ICD(植込型除細動器)を埋め込んで半年が経ちました。
ICDとは、簡単に説明すると街中で見かけるAEDが胸に埋め込んであるのと同じようなものです。
見た目や埋め込む場所は、(私は、S-ICDではないので)ほぼペースメーカーと同じです。
[card url=https://heartheart.info/icd-surgery/]
新年になり、身体も落ち着いてきたので埋め込んでから今日までの半年間で、最初から変わったところなどを自分のメモ代わりに残しておこうと思います。
IDC埋込みから今までの流れ
初めてこの拙いブログに来た方もいらっしゃるかと思いますのでICDを埋め込んだ経緯などを簡単に。
このブログの入院生活のカテゴリのにも書いてありますが、私の場合は、急性心筋梗塞から心不全になり、心室細動という致死性不整脈を2度発症したために、埋め込まなくてはいけなくなってしまいました。
[card url=https://heartheart.info/catheter-ablation1/]
その後も、心房細動を度々発症していましたが、アブレーション手術後は、幸いなことに(いまのところ)発症しなくなりました。
現在は、循環器内科の外来で3か月置きに診察してもらっています。
薬の量は、退院時とそれほど変化はありません。
IDCのデメリットや埋め込んだことによる変化
あるはずのない場所(左胸上の鎖骨下)に、ボコッと少し盛り上がっている部分があるので、裸になるとわかります。
普段生活しているだけでは、埋め込んでいるという違和感は、ほぼ感じません。
しかし、日常の至る場面で、「あっ埋め込んでるから気をつけよう」と感じることはあります。
例えば、満員電車や重い荷物を左手で持つ場合など。
ICDを植込みで不便になったこと
大した事はではないですが、気になる点が三点ほどあります。
車の運転ができなくて寂しい
都内近郊で生活していますので、そこまでの不便さはありませんが、車の運転が出来なくなったことは寂しいです。
(ICDの場合は、運転は原則禁止。運転の許可には、半年毎の申請が必要。)
不便といえば、車の助手席に乗ると、丁度左胸の上にシートベルトが当たるので緩めて乗っています。
筋トレができなくて辛い
リハビリを兼ねて、週一ペースでスポーツセンターへ行っているのですが、先生からは筋トレの許可が出ません。
場所にもよるのでしょうが、持ち上げたりする筋トレは一生許可が下りないような気がします。
リュックが背負えないのが不便
これも、丁度左胸に被るのでしばらくは背負えないと思います。
いつかまた背負いたい登山リュックは、当たる場所に窪みをつくるとか、パットを当てるなどの工夫が必要かと。
ICD植込み後の注意事項や禁止事項
以下のものは、禁止や注意しなければいけないことです。
運転以外は、心臓ペースメーカーとほぼ同じです。
(一部抜粋)
- IH炊飯器・IH調理器
- 電子商品監視機器(万引き防止)(ゲートは立ち止まらず速やかに通る。)
- ワイヤレスカード読み取り機(Suicaとかのゲート)
- 電動工具等
- 携帯電話(スマホ)
- 電子レンジ
上記の機器を使用した時に、なってしまうとダメな症状はこんなかんじです。
- 胸が痛くなったり息が苦しなる
- めまいがしたり、気が遠くなる感じ
- 手足がむくむ
- 身体がだるくなる
- ペースメーカ植込み手術の傷跡が痛む
- 脈拍が速くなる
- しゃっくりが出る
今のところ埋め込んでから、特異な症状は出ていません。
スマホなども遠ざけて使用するなどとの話もありますが全く気にせず使っています。
自宅は、IH炊飯器、IH調理器ですがこちらも気にせずガンガン調理しています。
その他も、制約はたくさんありますが、上記に書いてある数点以外はそれほど日常生活に不便さは感じてはいません。
私の場合は、先天性の疾患やブルガダ症候群などとは違いますし、心室細動と心房細動との関連性も不明なので、発症しないように心穏やかに過ごすだけです。
偉そうに意見などしましたが、私はまだまだ付けたばかりの新参者ですw
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