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3度目の心肺運動負荷試験(CPX)を受けてきた/思わぬ結果にショックを受ける

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退院してもう少しで半年が経とうとしています。

退院後に実施した不整脈根治を目指したアブレーション治療も無事終わり、おかげさまで経過も含めて順調そのものです。

そんな中、平成最後の年の瀬に、心肺運動負荷試験(CPX)を受けてきました。

目次

少し早めの3度目の心肺運動負荷試験(CPX)

 

3か月に一度する予定の心肺運動負荷試験(CPX)ですが、今年中に済ませましょうということで、病院の外来最終日前日に行ってきました。

CPX1回目
[card url=https://heartheart.info/cpx/]

CPX2回目
[card url=https://heartheart.info/cpx2/]

 

年末も関係なく慌ただしく外来患者さんの名前や番号を呼んでいる病院の廊下を通って、リハビリテーション室へ向かいます。

 

少し早めに着きましたが、リハビリを受けている患者さんを眺めながら静かに待ちます。

もう3度目なので試験の流れも分かっていて、同意書のサインを終え、上半身裸になり、なすがままに心電図や血圧計を付けられます。

若干エアコンの暑さが気になりましたが、呼気ガスマスクを装着してスタートです。

 

検査技師の方も、3度目なので確認以外は説明もありません。

 

快適にエルゴメーターを漕いでいると、「良い調子だよ」「ガンバレー」と検査技師さんから励まされながら漕ぐ。

単純なので褒められると伸びるタイプです。頷きつつ重くなりつつあるペダルも軽くなる感じがした。

がっちり圧迫されているマスクを到着しているので頷くことしかできないが順調なのだと実感する。

 

目の前のメーターに表示されている時間が13分を過ぎたあたりでフトモモが限界を悟ってくる。

あと1分と思いつつ漕ぐ事14分、限界を感じ右手を上げた。

 

今回も臨床検査技師さんが、ボルグ指数という表を指しながら、

画像は、心筋梗塞二次予防に関するガイドラインより引用

 

[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/gishi01.gif” name=”検査技師”]

最初、負荷がかかった時って番号でいうとどれくらいでした?

最後、右手を上げた時って番号でいうとどれくらいでしたか?

[/talk-l]

と、前回と同じ質問をされ、ハアハアと息を切らしながら「7番と19番」と前回と変わらない回答をした。

 

前回は、12分くらいだったので、結構やりっ切った感がありました。

いつもより暑く感じていたのもあって、汗びっしょりになった顔や身体を拭きながら、良い結果を期待しつつ待っていた。

 

 

CPXの結果は予想に反して前回を下回る

 

先生がグラフを見ながら

[talk-l url=”https://heartheart.info/wp-content/uploads/dr03.gif” name=”医師”]

健常者ではないので、毎回どんどんAT値が上がることはないです。

心臓の壊死している部分を健康な心筋の部分が補うことを目指してリハビリしているのです。

筋肉量はすごく順調ですので来年以降もこの調子でがんばりましょう。

[/talk-l]

と、慰めてくれているような言われ方だった。

 

ちなみに、AT値とは、嫌気性代謝閾値のことで、有酸素運動から無酸素運動に切り替わるポイントのことをいいます。

 

 

  • METS/AT

    2.32→3.73→3.39METS

    無酸素運動に切り替わるメッツ値

  •  

  • METS/peak

    4.97→6.87→7.34METS

    試験中に記録された最大メッツ値

  •  

  • AT V02/W 基準値に対する%

    50%→81%→78%

    同年代健常者100%に対し何%か?

  •  

  • 心拍数/AT

    95→108→106bpm

    ここまで頑張ってもいい心拍数。

 

負荷量は全体的に増えたのは良かったですが、AT値が前回よりも下回ってしまいました。

 

※メッツとは、身体活動能力を示す値です。

(運動時の酸素消費量が、安静時の何倍に相当するか示す運動強度の単位)

 

退院後は、心臓リハビリテーション(心リハ)と近所の公営のスポーツセンターにほぼ週一で通っていますし、朝夕の犬の散歩も割と長めに(トータル5キロほど)しているので悪い結果は予想していませんでしたので、正直ショックです。

ただ、先生がおっしゃっていたとおり、死にかけた心不全からのリハビリですので、これからも過信せずにじっくりとコツコツ頑張りたいと思います。

いつもお世話になっている心リハ指導士の方は、今回は忙しそうに患者さんに接していたので、目で会釈だけしてリハビリルームを後にした。

 

 

急性心筋梗塞になった今年を振り返ってみる

 

今年は、救急搬送から始まり、入院、AED(電気ショック)、手術など初めて経験することが多い年でした。

これらすべての原因は、急性心筋梗塞です。

心筋梗塞によって心不全になったことにより、その後のことに繋がったのだと思います。

病気なってしまったことで、気付かされたことも多く、人生でも忘れられない年になりました。

来年は、新年号元年です。

心新たに健康に留意しつつ普通に生活できることに感謝しながら過ごしていきたいと思います。

 

今年のブログ更新はこれで最後になります。

来年もよろしくお願いいたします。

さー飲むぞー(違うか…)

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