平成も間もなく終わろうとしています。
私のような昭和の人間からすると、平成から令和への年号の流れは、もう当事者ではなく、もうすでに昔(昭和)の人間だなという寂しい気分にもなります。
それでも、新しい元号『令和』では、また新たな気持ちで生きていこうと思っています。
思えば、去年の今頃からゴールデンウイーク中は、体調が徐々に悪くなっていた時期です。
もうあの日々から一年が経ったんだと、そして何事もなく暮らしているのだと思うと、いろいろな方々に感謝しかありません。
現在のところ、心臓の経過もリハビリもゴールはないですが順調にきていると思っています。
今回は、CPXの話です。
早いもので3度もCPXの検査を受けています。
4度目のCPXの検査をしたのでその結果です。
ちょっと早かったのですが、先日心リハをしたとき心リハ指導士さんに、CPXを勧められたのがきっかけです。
○○さんは、もう少し負荷賭けたほうが良いと思うんだよね。
来週、1つ枠が空いてるからCPXやろうか?
そんな感じで、慌ただしい連休前に、4度目のCPX(心肺運動負荷試験)をしてきました。
心臓リハビリテーションとCPXの関係
ここだけの話ですが、最初のころの話だと、「退院後150日心臓リハビリテーションに通い、3度のCPXをしましょう。」とのことでした。
しかし、すでにその期間は超えていて、まだ病院の心臓リハビリテーションに通っています。
こちらとしては、現在どれほどまで運動すればいいのかなど、さまざまな指導もして頂けて心リハととても有り難い施設です。
ですので続けることには問題ないですが、保険とかその他の関係は大丈夫なのかなと少しだけ心配にもなります。
ただ、そのことを私の方からあえて聞く必要もないかなと思うので、こちらからは何も言いませんし続けられる限り続けていこうと思っています。
その流れで前回から3か月経過していたのもあるのか、4度目のCPX(心肺運動負荷試験)も実施することになりました。
これまで3回のCPXの結果はこちら
ギャラリー多数の中、4度目のCPX検査
CPX(心肺運動負荷試験)の流れは、今までと変わりはありません。
場所は、リハビリテーション科の角の区切られた場所で行います。
今回は、多くの医学生が白衣を着て来ていて部屋の中が実験場のような雰囲気になっています。
それでもやる事はわかっているので、上半身裸になり、心電図や各種計器を身体に付けられて始まります。
マスクをして淡々エルゴメータ(自転車)のペダルを漕ぎます。
先生がグラフを指しながらなにやら学生に言っていて全員がメモを取っています。
やり難さは特になかったですが、ぶっちゃけとても気が散りました。
微妙なCPX検査の結果
右手を上げ、終了の合図をして終了です。
エルゴメータ漕ぎ終わり、マスクを外し終了時の苦しさのボルグ指数は、18と自己申告しました。
(18は、かなりキツイの次、非常にキツイの手前)
ハアハア言いながら技師の方の結果を待つ間に、身体に付いた検査機器を外し、医師の方からの「大分筋力が付いてきましたね。順調なのでこの調子でいいですよ。」とのお言葉がありました。
うーん。
変わっていない。
重要だといわれている、心拍数/ATが減っている…。
減っていることを技師の方に伝えると、
べつに減ることは悪いことではなくて、心筋能力が強くなったともいえるので、悲観するとこじゃないですよ。
と言われ、微妙な感覚のままCPXの検査は終了しました。
今回のCPXの結果を踏まえ心リハ指導士さんと雑談
リハビリテーションを出ようと思った時に、お馴染みの心リハ指導士さんが丁度、手が空いていたみたいだったので、私の結果などを軽く雑談。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 今回 | |
---|---|---|---|---|
METS/AT | 2.32 | 3.73 | 3.39 | 3.42METS |
METS/peak | 4.97 | 6.87 | 7.34 | 7.39METS |
AT V02/W | 50% | 81% | 78% | 74% |
心拍数/AT95 | 95 | 108 | 106 | 102bpm |
- METS/ATは、無酸素運動に切り替わるメッツ値
- METS/peakは、試験中に記録された最大メッツ値
- AT V02/Wは、同年代健常者100%に対し何%か?
- 心拍数/ATは、ここまで頑張ってもいい心拍数
ほぼ変わりなしで、前回同様少しがっかりしました。
グラフにすると株チャートでいう天井サインのような、これ以上の上がり目が期待できそうもない(売るタイミングになる)のグラフになってます…。
心リハ指導士さんがいうには、負荷量(W)/peakという数値が上がっていて、心拍数がそのままなのは良い兆候らしいです。
ちなみに、負荷量(W)/peakというのは、右手を上げて検査が終了したときの漕いでいた負荷値(w)です。
負荷量(W)/peakのこれまで4回分の経過は、
84→119→135→154w
となってます。
なるほど、上がり方は他の数値よりもきれいな右肩上がりで、他の数値のような天井サインではないですね。
心リハ指導士さんも、口には出しませんでしたが、今回のCPXの検査では数値が改善していると思って検査を受けさせたのだと思います。
しかし、結果はそれほどの改善がみられなかったのかもしれません。
それでも、心拍数102は流石に私的には負荷がなさすぎるとのことで、一度先生に相談してみるそうです。
どちらにしろ、これからも心リハや普段やる運動でのやることは変わりません。
これからも、退院した時からの目標である富士登山を目指しリハビリを頑張りたいと思います。
最後に、自分を励ます意味でも、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授が言われたお言葉を。
- 高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです。
平成ではおそらく最後の更新です。
新元号になってもよろしくお願いいたします。
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