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ICD(ペースメーカー)を埋め込んで半年|入れてみてわかった生活で不便なこと

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また、大半の内容は医療従事者ではない筆者の病気の感想や体験談です。
ICD(ペースメーカー)を埋め込んで半年|入れてみてわかった生活で不便なこと
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少し遅くなりましたが

今年もよろしくお願いいたします

去年を振り返ってみると、年後半は病気のリハビリに費やしました。

今年は、無理をしない程度に、普通の生活に戻す期間だと思っています。。

さて、退院から約半年ほど経過しました。

退院後の経過や、ペースメーカーのようなICDを埋め込んで生活してみた感想などについて紹介していきます。

目次

今年初めての心臓リハビリステーション

今年初めての心臓リハビリステーション

昨日、夕方から打ち合わせをかねた新年会の前に、心リハに行ってきました。

新年1発目の病院です。

相変わらずの外来の混み具合を横目にリハビリテーション室へ向かいました。

少し早く着いたので、心リハの前に、前回の心肺運動負荷試験(CPX)のときに話せなかった、入院中からお世話になっている心リハ指導士の方と雑談。

(前回のCPXの結果)AT値が下がっちゃいましたね…

下がったけど、筋肉量が相当あがってるからいいと思うよ。

と、意外な答え。

でも下がったので前よりも軽い運動になりますよね。

私、「でも下がったので前よりも軽い運動になりますよね。」

心拍数の上限が108/秒から106になりますね。

前回のCPX(心肺運動負荷試験)の結果が悪くなったということは、心筋梗塞で壊死した部分を補う周りの心筋をもっと鍛えないといけないってことですか?

前回の検査(心肺運動負荷試験(CPX))で体力がついたのが分ったから、徐々に上がってくるから気にしなくても大丈夫ですよ。
体力が付いたってことは筋肉量が増加しているのでそこが大きいです。

でも、前回試験よりも負荷は掛けられなくなりましたよね。

私「でも、前回試験よりも負荷は掛けられなくなりましたよね。」

あれもダメこれもダメだとキリがないからねぇ(笑)
データをみると○○さんの心臓は、同年代の人と比べて8割方回復していると思う。
8割回復したら正常な心臓の人と統計的には寿命は変わらないんですよ。

と、意外なお言葉。

1つ聞いてみたかったことがありました。

じゃあ、ジョギングとか大丈夫になるのはいつ頃の予定です?

ジョギングは有酸素運動や足腰を鍛える意味でも大事なので、走ることが心臓リハビリの最初の一歩だと退院してから思っていたので聞いてみました。

そうしたら意外な一言が!

息が切れない程度の軽いランニングはもうしても大丈夫ですよ。

え???

良い意味で意外な返答で声にもなりませんでした。

○○さんの当面の目標は登山でしたよね。
順調だと登山の目標も見えてくるかもね。

嬉しいお言葉をダブルで言われ戸惑う私でした。

次回から、週一ペースの、スポーツセンターで徐々にですが、軽いジョギングから始めてみようと思いました。

ペースメーカーのようなICDを埋め込んで半年経って思ったこと

ペースメーカーのようなICDを埋め込んで半年経って思ったこと

早いもので、ICD(植込型除細動器)を埋め込んで半年が経ちました。

ICDとは、簡単に説明すると街中で見かけるAEDが胸に埋め込んであるのと同じようなものです。

見た目や埋め込む場所は、ほぼペースメーカーと同じです。

因みに最近は、左脇の下に入れるS-ICDもありますが、私のは胸の上です。

IDC埋込みから今までの流れ

身体も落ち着いてきたので、ICDを埋め込んでから今日までの半年間で、最初から変わったところなどを自分のメモ代わりに残しておこうと思います。

初めてこの拙いブログに来た方もいらっしゃるかと思いますのでICDを埋め込んだ経緯などを簡単に。

このブログの入院生活のカテゴリのにも書いてありますが、私の場合は、急性心筋梗塞から心不全になりました。

心筋梗塞だけだったらICDを埋め込む必要はありません。

私の場合、入院中に心室細動という致死性不整脈を2度発症したために、埋め込まなくてはいけなくなってしまったのです。

その後も、心房細動を度々発症していましたが、アブレーション手術後は、幸いなことに(いまのところ)発症しなくなりました。

現在は、循環器内科の外来で3か月置きに経過診察してもらっています。

薬の量は、退院時とそれほど変化はありません。

IDCのデメリットや埋め込んだことによる変化や不便になったこと

IDCのデメリットや埋め込んだことによる変化

あるはずのない場所(左胸上の鎖骨下)に、ボコッと少し盛り上がっている部分があるので、裸になるとわかります。

普段生活しているだけでは、埋め込んでいるという違和感はほぼ感じません。

しかし、日常の至る場面で、「あっ埋め込んでるから気をつけよう」と感じることはあります。

ICDを植込みで不便になったこと

大した事はではないですが、現在気になる点が三点ほどあります。

車の運転ができなくて寂しい

都内近郊で生活していますので、そこまでの不便さはありませんが、車の運転が出来なくなったことは寂しいです。

ICDの場合は、運転は原則禁止。
運転の許可には、半年毎の申請が必要。

※地方自治体によって違うようです。

不便といえば、車の助手席に乗ると、丁度左胸の上にシートベルトが当たるので緩めて乗っています。

筋トレができなくて辛い

リハビリを兼ねて、週一ペースでスポーツセンターへ行っているのですが、先生からは筋トレの許可が出ません。

場所にもよるのでしょうが、持ち上げたりする筋トレは一生許可が下りないような気がします。

2024年11月29日追記
現在は、筋トレ(腹筋ローラーがメイン)を普通にやっています。

リュックが背負えないのが不便

これも、丁度左胸に被るのでしばらくは背負えないと思います。

いつかまた背負いたい登山リュックは、当たる場所に窪みをつくるとか、パットを当てるなどの工夫が必要かと。

ICD植込み後の注意事項や禁止事項

以下のものは、禁止や注意しなければいけないことです。
運転以外は、心臓ペースメーカーとほぼ同じです。

(一部抜粋)

禁止や注意事項
  • IH炊飯器・IH調理器
  • 電子商品監視機器(万引き防止)(ゲートは立ち止まらず速やかに通る。)
  • ワイヤレスカード読み取り機(Suicaとかのゲート)
  • 電動工具等
  • 携帯電話(スマホ)
  • 電子レンジ

上記の機器を使用した時に、可能性がある症状はこんなかんじです。

可能性がある症状
  • 胸が痛くなったり息が苦しなる
  • めまいがしたり、気が遠くなる感じ
  • 手足がむくむ
  • 身体がだるくなる
  • ペースメーカ植込み手術の傷跡が痛む
  • 脈拍が速くなる
  • しゃっくりが出る

今のところ埋め込んでから、特異な症状は出ていません。

スマホなども遠ざけて使用するなどとの話もありますが全く気にせず使っています。

自宅は、IH炊飯器、IH調理器ですがこちらも気にせずガンガン調理しています。

その他も、制約はたくさんありますが、上記に書いてある数点以外はそれほど日常生活に不便さは感じてはいません。

私の場合は、先天性の疾患やブルガダ症候群などとは違いますし、心室細動と心房細動との関連性も不明なので、発症しないように心穏やかに過ごすだけです。

偉そうに意見などしましたが、私はまだまだ付けたばかりの新参者ですw

2024年12月にICDを埋め込んで以前との比較(記事作成中)

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