私は、家ではを据え置きのデスクトップパソコンを使っています。
ノートパソコンも持っていますが古くて重くて16インチの大きいものです。
スマホは、去年まではドコモのパケホーダイでしたが、勿体ないので現在は格安スマホに変えて、データ量が月3GBプランに変更しました。
普段家にいる間は、wifiルーター(無線LAN)を使っているので、この容量でも多いくらいです。
しかし、私が入院する病院には無料で使えるWi-Fiはありません。少し前に入院したときにスマホやタブレットで暇を潰していると3ギガプランでは足りなくなることに気が付きました。
そして、一応16インチのノートパソコンはありますが、病院に持ち込むにはちょっと大きすぎて不便です。
そこで、スマホからテザリングするのではなく、ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)と、少し仕事もしたかったのでノートパソコンも合わせてレンタルすることにしました。
今回レンタルしたWi-Fiルーターとノートパソコンを実際に使ってみた感想やレンタルすることのメリット、デメリットを紹介したいと思います。
これから入院する人に参考になれば幸いです。
ポケットWi-Fiを決めた基準
私は、格安スマホ(データ量・回線3GB)を使用しています。
前回の入院で、タブレットやスマホを使うにも、ポケットWi-Fiは必要だと実感したので、どこにするかを決めなければいけません。
私は、ゲームや動画を積極的に見るわけではないので、選ぶ基準は、単純に3つだけ。
- レンタル料金が安い
- サクサク繋がる
- 契約も解約も簡単
以上です。
口コミのブログなども大量にありますが、手っ取り早く正直な意見が聞けそうなツイッターで検索してみることにしました。
取りあえず、ポケットWi-Fi 入院で検索してみた。
それほど悩むこともなく、良さそうなポケットWi-Fiはすぐに見つかった。
レンタル料金も安くて簡単にネットで申し込める、株式会社レグルスという会社の【FUJI SIM】のWi-Fiルーターが良さそうなので会員登録し、申し込もうとした…。
プランも下記のプランで十分だと思った。
月額基本料金 3,200円
混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)がございます。
ハイスピードプラスエリアモード(au4G/LTE)に関して追加料金なしでご利用いただけますがハイスピードプラスエリアモードご利用時に通信速度制限(月間7GB超)が適用された後は、ハイスピードモードの「WiMAX 2+」通信もその制限対象となり当月末まで速度制限がかかります。
しかし、イザ契約しようと、申し込みをしていると、契約事務手数料:2,000円(税別)が別途かかることが判明しました。
これでは、短期でのレンタルでの旨みはありません。
そこで、よく似たプランで契約事務手数料がかからないのはないのかと調べてみると、ほぼ同じプランで手数料がかからない会社がありました。
それは、株式会社クーペックスという会社の『縛りなしWiFi』の縛りなしプランです。
縛りなしWiFiにした理由
まずは、縛りなしWiFiをチェックすると、『縛りなしプラン』と『縛っちゃうプラン』の2種類のプランがあります。
『縛っちゃうプラン』は長期のプランに向いているようなので今回はスルー。
『縛りなしプラン』は、下記のようなプランです。
ちょっとした長期の出張や私のような入院に相応しいプランのように思います。
縛りなしプラン | |
---|---|
月額料金 | 月額3,300円 |
初期費用 | なし |
送料 | 無料 |
端末代金 | 無料 |
月間データ量 | 無制限 |
お支払い方法 | クレジットカード |
契約期間 | なし |
契約解除料 | なし |
端末紛失・故障 水没時弁済金 |
39,800円 |
端末 | WiMAXかSoftBank |
端末はWiMAXかSoftBankで機種は、全部で4種類。
- 603HW-SoftBank
速度 下り最大612Mbps - w04-WiMAX
速度 下り最大440Mbps - WX05-WiMAX
速度 下り最大440Mbps - 502HW-SoftBank
速度 下り最大187.5Mbps
やはり、初期費用が無料なのが魅力です。
そんなに深く考えることなく契約しました。
支払いは、クレカのみのようです。
すると、折り返し確認メールが来て契約が完了です。
《安心サポートプラン》には加入しませんでした。
加入する場合は、月額500円が別途必要です。
どうやら契約したその月の支払いは、日割り計算になるようです。
あと、機種も選べないようなので来てのお楽しみです。
縛りなしWiFiが自宅に届く
指定した日、契約した翌々日にゆうパケットにて商品がポストに投函されていました。
開封してみてビックリ!!
なんと4種類以外の機種が届きました。
『FS030W』という、富士ソフト株式会社の機種です。
公式サイトにも『※在庫状況によっては上記以外の端末をお送りする場合がありますのでご了承下さい。』との注意書きがありました。
この金額(価格:¥12,680)で購入できるのに、端末紛失・故障、水没時弁済金が39,800円はぼり過ぎのような…。
《安心サポートプラン》には加入しませんでしたので、紛失や水没には注意したいと思います。
SoftBankの端末を使っているようなので、1日3GBを超えると制限がかかるようです。
なお、一度も制限を超えるまで使わなかったので、制限を超えるとどうなるのかは不明です。
縛りなしWiFiを使ってみた感想
いろいろな時間で3つの回線速度測定アプリで測ってみましたが、だいたいこのくらいの値でした。
私が入院した病院はまあまあ大都会に位置します。
どのアプリで測ってもほぼ一緒の値でした。
この場所では時間帯によっては、若干Ping値が前後していましたが全く問題ない感じでした。
やりたかったことはすべて出来たので不満はほぼありませんでした。
- パソコンで仕事をする。
- スマホを使う。
- タブレットを使う。
- DAZNの動画を見る。
実際にしたのは、これくらいです。
【DAZN】は、前回の入院で加入してお試し期間中なのでプロ野球をたまに見ていました。
動画を大量に見たりゲームをしたりすることは無かったので容量を超える心配も無用でした。
縛りなしWiFiのメリット
他の会社の契約をしたことはないのでメリットをツラツラと述べることは遠慮しますが、縛りなしWiFiを契約してみて分かったことがあります。
- 商品が届くのが早い
翌々日にはポスト投函されていました。 - 初期費用がかからず無料
これがこの会社を選んだ一番の理由です。 - 身分証が不要
そういえば身分証の提示がなかったです。 - 通信速度は満足
まったく不満はありませんでした。
使ってみても重くなることもなく不便さはほぼ感じませんでした。
但し、電源を入れっぱなしにすると、充電は1日しか持ちません。
縛りなしWiFiのデメリット
今後も入院などでしか利用する機会がないと思いますし、今回レンタルしたポケットWi-Fiが初めての利用ですので他社との比較はできません。
それを踏まえて『縛りなしWiFi』のデメリットは1個だけです。
- 解約が2ヶ月出来ない
これは契約してから気が付きましたが、解約が翌月にならないと出来ません。
私のうっかりミスですが、最初の1ヶ月の日割り分を丸々1ヶ月分がかかってしまいます。
レンタルが1~2週間だけの利用だと、もっと安い他社のプランもあるかと思います。
縛りなしWiFiの返却方法
実際、まだ2ヶ月目ではないので、まだ返却していませんが公式サイトや、送られてきた案内状に詳しく記載されています。
毎月月末に当月ご利用代金(3,300円)が決済されるようです。
※月の途中での解約はできません。
縛りなしWiFiの解約は、ご契約後、最低1ヶ月のご利用後はいつでも可能です。
レンタル一式を返却先住所へ送り返します。
公式サイトによると、送料は契約者負担になります。
また、追跡確認可能な配送方法での発送になります。
- ヤマト運輸(宅急便・宅急便コンパクト)
- 日本郵便局(レターパック・ゆうパック)
- 佐川急便(飛脚宅配便・飛脚ジャスト便)
上記以外でも追跡可能な方法でしたらOKらしいです。
発送後、公式サイト内の【お問い合わせフォーム】かメールからから解約の旨を連絡し解約となります。
入院中ノートパソコンもレンタルしてみた
今回の入院は、2日目にポリープを切除してからは、検査もほぼなく安静にしているだけです。
なので、仕事も人に頼まずになるべく病室でやるつもりでした。
うちにあるノートパソコンは、古くて重い16インチのダイナブックです。
入院に持っていくには少々不便です。
タブレットにキーボードとマウスを付けることも考えましたが、ストレスが溜まりそうなので止めました。
あとは誰かに借りるかレンタルするしか方法はありません。
すぐに退院することは分かっていたので、12インチほどの小さいノートパソコンをレンタルしようと思いました。
ただ、ハイスペック仕様な高性能機種は、値段も高いと思うので私的には必要最低限な機能で十分です。
選ぶ基準は、4つだけ。
- レンタル料金が安い
- 契約も解約も簡単
- 軽くて12インチほどの大きさ
- Microsoft Officeが使える
以上です。
ガッツリ使うわけではないので、メモリも恐らく4Gあれば十分です。
ネットで検索すると、最初のページで見つかった、株式会社SSマーケットという会社の『レンタルマーケット』に良さそうな、底スペックのお手頃価格のノートパソコンが見つかりました。
早速電話で到着する日にちを聞いてみると、入院までには十分間に合いそうでした。
レンタルする機種は、パナソニックの『Panasonic Let’s note』シリーズのcf-fx3という機種。
スペックはこんな感じです。
Panasonic Let’s note cf-fx3 | |
---|---|
OS | Windows7 Professional 32ビット |
CPU | Intel Core i5 |
メモリ | 4GB |
HDD | 320GB |
画面サイズ | 12インチ |
重量(電池付) | 約1.4kg |
充電せずに使っていると、だいたい4~5時間ほどでバッテリーが無くなりそうだと警告されます。
(ちなみにこの病院の病室は枕もとのコンセントからの電源は使い放題です。)
こういうのはタイミングだと思い、会員登録し到着日時を入院の前日にし、早速注文しました。
すぐに折り返しのレンタル注文確定メールがきました。
マウス等は自宅にあるものを使います。
配送価格(往復分)も注文に加算されています。
ちなみにここの会社でもポケットWi-Fiをレンタルしていましたが高かったのでやめました。
レンタルしたパソコンが自宅に届く
レンタルしたパソコンは、ヤマト運輸から指定した日の午前中にちゃんと届いていました。
病院には、ノートパソコン本体と電源コードだけをコロコロのキャリーバッグに入れ持っていきました。
縛りなしWiFiもサクサクと繋がり仕事やウェブページの閲覧も快適でした。
レンタルしたパソコンの返却方法
ご丁寧に、レンタル期日の3日前に《【レンタルマーケット】レンタル機器返却のご案内》という件名の返却方法等のメールが来ます。
返却方法は、とても簡単です。
先に、往復の送料を支払っているので、送られてきたダンボールへパソコンが入っていたカバンごと入れて、同封されていた『ヤマト運輸の着払い伝票』に記入し、ヤマト運輸に連絡し、集荷の手配をして発送したら終了です。
※レンタル終了日までの消印で返送の手続きをしなければ追加料金を請求されます。
中古でも3~5万円ほどで売っていますので、長期でレンタルする人は勿体ないような気もします。
ポケットWi-Fiとノートパソコンをレンタルしてみた感想
まず一番に思ったことは、思ったよりも簡単に借りられたことです。
Wi-Fiもノートパソコンも、手続きはネット上だけで済みます。
しかも、Wi-Fiのほうは、身分証も必要なかったのは驚きです。
病院によっては、病室で無線LAN(Wi-Fi)を無料で接続できる(消灯時間まで等)サービスをしている場合があります。
また逆に、病室でWi-Fiを禁止している病院もありますので、レンタルする場合は、入院前に病院に確認してから実行してください。
今回は、2週間ほどの入院でポケットWi-Fiとノートパソコンをレンタルしてみました。
概ね満足していますが、じっくりと検討していたら、もう少し低価格で借りれたかもしれません。
また、縛りなしWi-Fiは2か月間の縛りがあることも理解不足でした。
結局、縛りなしWi-Fiを来月返すと、ノートパソコンも合わせトータルで2万円ほどかかることになります。
次回の入院がいつになるのかは分かりませんが、今回の反省点も生かして参考にしたいと思います。
質問や感想などお気軽にコメントしてもらえると励みになります♪