私は、小さい頃からカレーライスが大好きです。
現在でも、週3でしたら余裕で食べられます(笑)
しかし、1日6gの減塩生活をしているので、なかなかカレーを食べることはできません。
何故なら、市販のカレールーには、普通盛りで3g弱、大盛だと4gほどになるからです。
減塩の本をちょくちょく読んでいるときに、試してみたい本がありました。
この本は、基本的にオーソドックスなスパイスだけで作れるレシピ本です。
この本を参考に、思いっきり食べられないのなら、食べれる減塩カレーを自分で作ってみようと思ったのです。
生まれて初めて、100均ででも売っている有名なスパイス3つだけを使った典型的な手法でスパイスカレーを作ってみました。
レシピも合わせて紹介います。
と言ってもとっても簡単です。
また、文末のほうに、もっと簡単に塩分が半分になるカレーの作り方も掲載しています。
※この記事は2019年11月に投稿しましたが、修正と新しい情報を加えてあたらめて投稿しました。
無塩カレーを作ろうと思ったきっかけ
私は現在というか、多分一生、6g/日の食塩制限をする身です。
1食2グラムの計算になります。
↓このスプーン2杯分が2グラムです。
どんなメニューでも塩分は気になるし、なるべく減塩したいところ。
特にカレーは、総じて塩分が多い食べ物です。
ちなみに、外食カレーチェーンの雄ココイチによると、最低のビーフカレーで食塩相当量は3.2g。
他メニューは、軒並み高くなります。
余談ですが、ふくじん漬は大さじ1の量で食塩相当量1.1gもあるんですね…。
市販のカレールーも案外塩分が多いです。
S&Bカレーによると、即席カレーを使って裏面通りに作った場合の1人前の塩分量はおよそ2.3gだそうです。
家にあった、グリコカレーZEPPIN中辛は2.0g。
これだと、2グラムなのでちょうど1食分になりますが、大盛だと超えますしドレッシングや他のおかずは無塩にしなければいけません。
カレーを自宅で作る場合、塩分を少なるするには薄めるとか、スパイスを使って本格的なカレーを作るとかの方法が思いつきます。
(実際スパイスカレーは、塩もたっぷり使っています。)
この前買った、奥薗壽子さんの減塩の本では、半分ルーで、半分をカレー粉と小麦粉を使い代用する方法も紹介されています。
これはこれでありです。
塩分半分のカレーの作り方は、この記事の下記に掲載しています。
前置きがながくなりましたが、スパイスの基本を勉強してオリジナルカレー粉も作ってみたいと思っているので、スパイスを使ったカレーでできるだけ塩分も少なくなるように作ってみたいと思ったのがきっかけです。
まずは、基本中の基本から実行してみました。
カレーを作る時に用意するスパイスは基本的に3つだけ
上の画像のスパイスは4種類ありますが、基本的に3種類だけで大丈夫です。
- コリアンダーパウダー
- ターメリック(ウコン)
- クミンパウダー
- チリパウダー
(なくても大丈夫)
どのスパイスも100均で売っていますが、また使う人は量が少ないので100gがお得で便利です。
少し辛さが欲しかったので、チリパウダーも使いましたがなくても可能です。
3種類のスパイスだけで作るほぼ無塩チキンカレーの作り方
基本的には、「絶対おいしいスパイスレシピ」カワムラケンジ (著)を参考にしています。
ここで紹介しているレシピは3人前くらいです。
料理素人でも作れました。
ほぼ無塩カレーの材料
題材は、『3種類のスパイスで作る減塩チキンカレー』になります。
材料は下記のものがすべてです。
- スパイス
- コリアンダーパウダー 小さじ1.5
- ターメリック(ウコン) 小さじ1
- クミンパウダー 小さじ1
- チリパウダー 小さじ1(なくても可)
- 鳥モモ肉(皮なし)300g
食塩相当量(0.2g×3=0.6g) - ホールトマト200g
食塩相当量(0.04g)
(撮るの忘れてました…) - 玉ねぎ2個
- ヨーグルト100g
- ニンニク1片
- 生姜 大さじ1
- 油 大さじ1
- 水 500g
- 塩(減塩タイプ50%カット)2g
実質1g
減塩カレーの下ごしらえ
- ニンニクと生姜をすりおろしておく。
- 鶏肉は、皮をとって8等分位に切り、生姜で軽くもみ、ヨーグルトに30分ほど漬ける。
- 玉ねぎはみじん切りにする。
- ホールトマトは、なるべくペースト状にする。
スパイスだけで作る減塩カレーの作り方
水分を飛ばして、半分ぐらいになって、キツネ色から茶色になるまで30分ほどじっくりと炒めます。
水分がなくなってくると、焦げやすくなるので注意しましょう。
(画像は時間がなかったのでまだキツネ色ではありません…)
残りの塩を入れて完成です。
完成したスパイス減塩カレー実食と食べてみた感想
具材を見ただけでも健康的なカレーだとわかりますよね。
因みに、退院してからのうちの主食は、押し麦入りのごはんになりました。
はくばくの胚芽押麦は、混ぜるだけなので簡単なのでおすすめです。
では、いただきます!
減塩カレー食べてみた感想
食べてみた感想は、思ったよりあっさりしていて、まったく辛くありません。
しかし、カレーの風味はしっかりとあります。
ヨーグルトの酸味が残り、トマトの酸っぱさと相まって丁度いい感じです。
カレーは辛いものだと思っていましたが、これはこれでアリかなという感じの味です。
ガッツリ食べたい場合は、薄味のせいなのか、何かの味が物足りない感が残ります。
塩なのかなんなのか?今後の課題にしておきます。
反省点は、玉ねぎをもう少し茶色になるまで炒めたほうがよかったのかと思ったこと。
今回の料理でのトータル食塩相当量は、2.14gでした。
一人前の食塩相当量は、約0.71gと予想以上の減塩です。
減塩カレーを初めて作ってみた感想
今回は、4種のスパイスをだけ使っただけのシンプルな自家製無添加カレー。
今回のスパイスは、100均でも売っているようなメジャーで安価なスパイスばかりです。
スパイスを使ったカレーなんて、とてもハードルが高そうですが、思ったよりも簡単にできました。
時間も、ほかのこともやりながらの1時間程度です。
減塩を気にしない相方曰く、ロンブー淳の「ごぶごぶノーパンチカレー」のような味だそうな…。
ノーパンチとは上手い表現だw
それでも香辛料の香りもいいし、コクもあって普通に美味しいといって食べてくれました。
今回は、あまり気になりませんでしたが、塩分をもう少し増やしてでも十分減塩の範囲内なので、一考の余地はありそうです。
次回以降では、スパイスをもっと増やした、インド人も納得の本格的なのカレーも、試してみる所存です。
自己採点は、最初なので甘めの星4つw
ごちそうさまでした~。
今回は、カワムラケンジ氏著書の『絶対おいしいスパイスレシピ』の最初に載っている初歩の初歩のスパイスレシピを参考にさせて頂きました。
【追記】最近ではルーにスパイスを加える減塩カレーがお気に入り
上で紹介したレシピは、本格派カレーぽくておいしいです。
しかし、普通の市販のルーで作るようなカレーライスも食べたかったです。
購入した減塩本の共通するのが、「ただ単に塩分を減らしても結局続かない」ところ。
スパイスだけのカレーは、おいしいですが子供のころから食べなれたカレーとは違うカレーです。
ですから、カレールーを半分にして、上で紹介したスパイスを加えています。
市販のカレールーを半分にして作るレシピ
市販のカレールーは大体8皿~10皿分です。
この塩分半分にするやり方は、ほぼ共通しています。
- 普通に使う材料
- 市販カレールー(半分)
- スパイス
- コリアンダー
- ターメリック
- クミン
スパイスは100均でも売っていますが、すぐなくなる了なので100gがおすすめです。
ここで紹介するのは、半分のルーで倍の8皿~10皿分のカレーが作れるやり方です。
ほとんどの市販のカレールーは半分の4~5皿で使えるようになっています。
カレールーはその半分を使います。
ですから、単純計算で、塩分が半分になります。
(具材の塩分は含んでいません。)
普通にカレーを作る手順で、材料を炒めて煮る前に下記のスパイスを沸騰した材料に入れるだけです。
コリアンダー | 小さじ2杯 |
---|---|
ターメリック | 小さじ1.5杯 |
クミンパウダー | 小さじ1.5杯 |
因みに、市販の有名どころのどんなカレールーでも大丈夫です。
不思議なことに、家族が食べても違和感なく、ほぼいつも食べるカレーの味になります。
それでいて塩分が半分です。
美味しさそのままで、全然違和感がないのでぜひ試してみてください。
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