健康ブームの一環で「減塩」を気にする家庭が増えているそうです。
塩分を摂りすぎると、生活習慣病になる確率が上がります。
筆者の私も、退院前に栄養指導で減塩のコツなどをアドバイスされました。
しかし、減塩のコツがわかっても、「具体的にどうやって減塩したらいいのか?」は、なかなか難しいところ。
というのも、ただ単に塩分を減らすだけではおいしくないからです。
そこで、減塩本を買うのが一番安全で確実かなっと思いました。
購入した人のレビューでおいしいと評判が良い、減塩食のレシピを真似するのが一番簡単で確実ですよね。
そこで、何度も増版されていている人気の減塩本を3冊かってみました。
読んでみた、それぞれの感想も含めて紹介します。
※この内容は、以前、別の記事で紹介していましたが、わかりにくかったので分割して紹介します。
人気の減塩の本を買ってみたので3冊の口コミレビュー
減塩料理は、「薄いし不味いし…。」って思うし、とっつき難いですよね。
それでも、私自身が減塩しなければいけない身体になってしまい、減塩生活をしなければいけなくなりました。
とりあえず真似してみたり基本を手っ取り早く覚えようと、早速本を買ってみました。
そのなかで、他人にお勧めしてもいいかなと思った3冊を紹介します。
減塩本「塩分一の日6g健康献立」を読んでみた感想
最初にとても分かり易く栄養学の基本が説明されています。
朝昼晩と食事も分けてあり、パン食も充実していて、オールカラーでとても見やすく簡単にできそうなメニューが多いです。
最初手に取りパラパラと読んだときも、この本だと長続きしそうと思いました。
アレンジし易いメニューも多く、冷凍などして作り置きできるメニューが豊富なところもおすすめです。
なかなか他では多く紹介されていない、お酒にも合いやすい小鉢のレシピが丁寧に紹介されているので、とても重宝してます。
私的には、数ある減塩本のなかでイチオシの本です。
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減塩本『国循の美味しい! かるしおレシピ』を読んでみた感想
減塩本で最初に購入したがこの本でした。
なんてったって国立の本家本元のイメージがありましたし、レビューも良さそうだったのが購入のきっかけです。
国立循環器病研究センター(国循)という循環器では日本最先端の医療機関が出版して「かるしお」は何冊かシリーズになっています。
本を出すきっかけは、国循に入院すると料理が美味しいと評判になっていたからだそうです。
「かるしお」という言葉や「かるしおレシピ」というジャンルを確立したのもこの本や国立循環器病研究センターだと思います。
そんな病院の臨床栄養部が監修した病院食を食べていた患者が家族全員と同じ料理を食べて、家族全員が美味しく食事ができるということがコンセプトになっている本です。
病院の監修らしく食塩の取り過ぎは何故イケナイのかから、かるしおでも美味しくできる料理がわかりやすく丁寧に紹介されています。
八方だしを使った下ごしらえの数々が、私的には目からウロコでした。
サイズの違うスプーンが3本(3色)付いていて、レシピでも色分けで使えるようになっています。
因みに、こちらの本は、左開き(横書き)です。
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減塩本「奥薗壽子の超かんたん! [極うま]減塩レッスン」を読んでみた感想
テレビでも有名な料理研究家、奥薗壽子さんの本。
苦痛になりがちな減塩した料理を作るのではなく、普段と同じ料理をいかに工夫して美味しくするかがテーマになっています。
初心者が挑戦しやすいように、食塩摂取量も少し多め(9g/日)の目標で、食べる人も作る人もいかに長く続けられるかを考えられてます。
一品を1ページずつ丁寧に紹介しているので、普通のレシピ本のように考えることが面倒だなーと思ったときなどに、まるまる真似して作れるのにに便利です。
濃い目の料理を作り方を工夫するだけで、減塩しながらでも美味しくなるコツが沢山紹介されています。
カレーライスのルーを半分だけ使って塩分を半分にするアイデアは、よく利用しています。
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まとめ
私的には、内容が一番濃いのは『塩分一の日6g健康献立』、見やすいのは『国循の美味しい! かるしおレシピ』、分かりやすいのは『奥薗壽子の超かんたん! [極うま]減塩レッスン』って感じですかね。
新しい本やシリーズも出たりしていますが、減塩に新鮮さは追及されていないので、最初から何冊も買う必要は無いと思います。
減塩系の本は、沢山出ていますので、自分に合いそうな本を1冊ぐらいは買ってみてはいかがでしょうか?
減塩には、スパイスを利用する方法もありますよ。
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